西三河の淡水生物

愛知県西三河地方の、河口域(河川側)に生息する生き物たちの紹介です。
写真が撮れ次第、随時追加していきます。
(掲載画像の生物は自然下で採集したもので、全てが成体・成魚とは限りません)


河口域の生き物たち(軟体動物)
サルボウ マガキ
サルボウ  潮干狩りでアサリと共に採れる事が多い、アカガイの仲間。
 アカガイと同様に剥身にされ、缶詰をはじめ多くの加工品に利用。
マガキ  養殖が盛んで、河口域でもよく見られる。
 濃厚な味わいで、生食はもちろん、焼きガキ、鍋、シチュー、フライなど様々な料理に利用される。
ホトトギスガイ マテガイ
ホトトギス  イガイの仲間で、体から糸状物質を出して付着する性質がある。
 潮干狩りでよく見掛けるが、大抵たくさんの貝が繋がった状態で見られる事が多い。
マテガイ  筒状に見える細長い殻を持つ二枚貝。
 巣穴に塩を振り掛け、出て来た所を素早く捕まえ遊ぶのは、潮干狩りの際の楽しみの1つ。
イソシジミ オキシジミ
イソシジミ  クロダイ釣りでよく使われ、アケミガイとも呼ばれる。
 シジミの仲間ではなく、殻の膨らみは弱い。
 砂の比較的深い場所に潜っている。
オキシジミ  膨らみが強く、殻は円形に近い二枚貝。
 シジミと名が付くがヤマトシジミの仲間ではなく、アサリの仲間。
 殻表面の黒い色は、硫化化合物の付着物。
ソトオリガイ シオフキ
ソトオリ  「衣通り貝」と書き、白く、中が透けて見える程薄い殻で、長方形に近い形の二枚貝。
 殻は完全に閉じる事はなく、いつも両端が少し開いた状態。
シオフキ  アサリと共に、潮干狩りでたくさん見掛ける二枚貝。
 アサリと同様に食べられるが、よく砂をかんでいるので、砂出しが面倒で人気がない。
アサリ カガミガイ
アサリ  潮が強く影響する砂底に生息する、潮干狩りでお馴染みの二枚貝。
 酒蒸し、味噌汁、シチューなど和洋問わず様々な料理に使われる、最も一般的な貝。
カガミガイ  平たく、ほぼ円形に近い形の二枚貝。
 その殻の形から、鏡に見立てて名が付いた。
 灰白色と特徴的な形で他の貝と区別し易い。
カリガネエガイ ウネナシトマヤガイ
カリガネ  カキ殻やテトラポットの隙間に、糸足を出して付着している二枚貝。
 食べられるらしい。
ウネナシトマヤガイ   カキ殻やテトラポットの隙間に、糸足を出して付着している二枚貝。
 トマヤガイとは全く別の科。
ウミニナ ホソウミニナ
ウミニナ  河口域〜内湾にかけての干潟で目にする事の多い巻貝。
 ウミニナ類では最も代表的な種だが、干潟環境悪化で減少している。
ホソウミニナ  ウミニナ同様、河口域の干潟で普通に見られる巻貝。
 ウミニナと比べ、殻口の張り出しが弱く、その分細く見える。
ヘナタリ フトヘナタリ
ヘナタリ  河口域の干潟で見られる巻貝。
 たくさんのウミニナ類に混ざってわずかに見られる。
 水管側に内巻状の突起があるのが特徴。
フトヘナタリ  河口域の塩性湿地などで見られる、ヘナタリの仲間。
 顆粒状の縦肋が特徴。
アラムシロ タマキビ
アラムシロ  1本の長い水管を持つ巻貝。
 普段は砂の中に潜っているが、弱ったり死んだりした生き物がいると、何処からともなく集まって来る。
タマキビ  河口付近の岩礁の隙間や岩の陰などに集まって生息する巻貝。
 水中を嫌い、コップに水を張り、中に放り込むと、水際に這い上がって来る様子が観察出来る。
アカニシ ウミフクロウ
アカニシ  殻口が赤くなる事が名前の由来。
 大型の個体は、本ニシなどの名前で食用として流通する。
ウミフクロウ  網目状の模様を持つウミウシ。
 幅広の平べったい形が特徴で、上から見ると、フクロウの仲間のミミズクにも見える。
アメフラシ シマメノウフネガイ【国外外来種】
アメフラシ  体の内部に退化・変形した貝殻を持つ、軟体動物。
 雌雄同体で、春になると河口で海素麺と呼ばれる黄色で細長い麺状の卵塊を産む。
シマメノウフネガイ  アメリカ西海岸原産。
 日本各地の干潟や磯などに見られ、アカニシなどに付着しているのを目にする事が多い。



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