メダカとカダヤシを比べてみよう

 メダカととってもよく似た魚で、カダヤシという魚がいます。
 カダヤシは、ボウフラ(カの幼虫)を駆除するために日本各地に放流された北アメリカ原産の外来種です。

 メダカと間違えて飼っている人達もたくさんいるので、ここで、メダカとカダヤシの違いを見てみましょう。

メダカとカダヤシ

 メダカとカダヤシの違いは、横から見た時の、尻びれと尾びれの形で簡単に区別が出来ます。
 また、背びれの位置も違い、メダカのオスは背びれに切れ込みがある事で、簡単に見分けが出来ます。
 その他に、全体の体型やウロコの感じ、上から見た時の違いもありますが、難しくなるので、ここでは止めておきます。

 カダヤシは、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で特定外来生物に指定され、輸入、販売、譲渡、飼育、移動、放流が禁止されています。
 厳しい罰則もあるので、注意が必要です。
 ただし、移動や他の場所に放流する事は禁止ですが、捕ったその場で逃がす事は出来ます。

 もし、飼っている魚がカダヤシだった場合、自然に逃がす事は絶対にしないで、かわいそうですが、殺処分して下さい。

 カダヤシ以外にも捕ってはいけない魚などがあるので、しっかり、知識を持って魚捕りに行きましょう。




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